ウーファーの役割と取り付け方法

サブウーファーの役割と調整

 

サブウーファーにはうるさいというようなマイナスイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。これは、サブウーファーを誤って調整・設定しているからです。きちんと調整すれば、重厚でエネルギー感のあるお気に入りソングを楽しむ事ができます。

 

☆ロードノイズは20Hz付近がピークで、音響に悪影響がでます。☆フロントスピーカーの小口径では100Hz付近までしか再生できません。☆20Hz~100Hz前後の帯域が抜けると「厚みがない」「エネルギー感に欠ける」音になってしまいます。抜け落ちた低域を再生するのがサブウーファーです。これで20Hz~100Hz前後の帯粋を補えばサウンドクオリティーがグンとアップします。

 

まるでフロントガラスにサブウーファーが付いているように豊かな低音が前から聴こえてくるのが良い音の基本です。約80Hz以上から音の指向性(向き)が出てくる場合が多いので、80Hz以下でローパスをかけましょう。(125Hz付近だとサブウーファーの音が後から聴こえます)

 

次はゲインレベルの調整、「サブウーファーの音をどの位鳴らすか」を調整することです。これは、ついついレベルを上げてしまいがちですが、ローパスの設定をうまく行っていてもゲインレベルを上げすぎると、また音が逆戻りしてしまいます。ウーファー自体からは少量の低音しか出ていなくても、倍音効果でフロントスピーカーから低音が出ているかのように聴こえてきます。