ウーファーの役割と取り付け方法

オーディオの基本

 

そもそも"ウーファー"とは何か、それらを知るためには、オーディオの基本を学ぶ必要があります。オーディオ→ホームシアターという流れを経験していない方のために、わかりやすく解説します。

 

世間でオーディオが廃れてから数年が経っていますから、比較的若い世代の人たちがオーディオのことを知らないのも無理のないことです。例えば、「ウーファー」と「スピーカー」をほぼ同義の単語として運用している人も多くいます。というより、わたしの年代では既に「オーディオ」という単語が死語、というか通じません。

 

余談ですが、仕事の説明をするときに「オーディオとかやってるよ」と言っても理解されないので、「スピーカーとかそういうの」と最近では言ったりします。オーディオ再生の基本的な構成は、「プレイヤー」「アンプ」「スピーカー」の3つです。

 

まず、プレイヤーは音源(ソース)を電気信号に変えてくれます。その信号は小さいので、アンプという機械で大きくしてあげます。信号が十分な大きさになったところで、スピーカーへ送ります。

 

すると、スピーカーのユニットが揺れて音が出てきます。車に喩えて「プレイヤー=アクセルペダル」「アンプ=エンジン」「スピーカー=タイヤ」ぐらいに覚えておくと良いかもしれません。